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結婚式の司会者完ぺきマニュアル~司会者台本解説付き~

2018-08-27

前項では、新郎新婦の側にたって、結婚式の司会者を選ぶ方法を主体に、友人司会者のポイント等を解説しましたが、ここでは、司会者側の視点にたった、実際の司会進行を中心に注意事項やポイントについて、詳しく解説します。

大親友の一生に一度の結婚式です。
細かいところにまで気を配って、ぜひ成功させてください!
以下、結婚式の司会者が気をつけるべき基本的なポイントです。

結婚式の司会者完ぺきマニュアル


ここでは、より細かく結婚式の司会進行のアドバイスを書いています。
このページは司会者の方が直接読まれた方が良いと思いますので、新郎新婦の方は、ぜひこのページをLINEで送信してください。
結婚式の司会者が気をつけるべきポイントの他、司会者が注意する点を結婚式の司会進行タイムテーブルに沿ってご紹介します。
台詞は、ご自分の言葉に変えても大丈夫ですが、縁起が悪い結婚式での禁句を喋ってしまわない様に、あらかじめ台本を作ったら、本番では一字一句間違えない様にその台本を読みながら司会進行した方が良いです。
本番も司会者が台本を手に持って読みながらの進行で全く問題ありません。
ご来賓のお客様はみな基本的に、高砂の新郎新婦の方やケーキや催し物等のイベントの方を向いています。
司会台本は、最終的に新郎新婦と司会者できちんとチェックをしてから本番に臨みましょう。

結婚式の司会者が気をつけるべきポイント

落ち着いて行動する

予定通りに進まない場合でも、慌てず、会場係の指示に従うこと。
台詞を間違ったり、噛んでしまうぐらいのことは、ご愛嬌です♪

場の雰囲気を読む

「場の雰囲気を読む」とは、細かいところまで、注意深く気を使うということです。
ケーキ入刀等のイベント時には、皆さんが写真を撮影中であれば、勝手に進行を進めない。
スケジュールに気を配って、自分の食事を取ったり、トイレに行く。
新郎新婦入場やメインキャンドル点火等では、会場係の合図に従い、上手にタイミング良く話す。
と言ったところでしょうか。

聞き取りやすく話す

話し口調は、ゆっくり、はっきり、大きな声で。
マイクには、近すぎず、離れすぎずです。

忌み言葉に気をつける

「切る」「切れる」「分ける」「分かれる」「別れる」「出る」「去る」「終わる」「閉じる」「戻る」「落ちる」「落とす」「下げる」「最後」「離れる」「滅びる」「壊れる」等は、縁起の悪い言葉で、結婚式では禁句です。
また、「重ね重ね」「くれぐれも」「しばしば」と言った重ね言葉も嫌われます。
「ケーキを切って」「それでは最後に」「以上で終わりです」「出口から」等の言葉は、サッと口から出てしまいます。
忌み言葉をしっかり確認した台本を作成したら、特にアクシデントがなければ、それ以外を話さない方が無難でしょう。

結婚式の司会者アドバイス

それでは、司会進行例として、洋装の場合の結婚式の司会者台本を例にして、司会者の注意点をご紹介致します。
前項で紹介している司会者台本を元に、披露宴の場面ごとの注意点を解説します。
次のリンクから、当サイトで無料配布している司会者台本を印刷して、ぜひチェックしながら確認してください。

結婚披露宴の司会者が注意する点

結婚式の司会者司会進行において注意すべきポイントを時間軸で順番に解説していきます。
尚、披露宴の開催時間は平均的な披露宴の時間である2時間30分で計算しています。

00:00 新郎新婦入場

司会者の台詞
本日は、誠におめでとうございます。
たいへん長らくお待たせ致しました。ただいまより、ご新郎ご新婦様のご入場です。
(二人が高砂へ到着後一礼したら)
今一度、盛大な拍手をよろしくお願い申し上げます。本日は、誠におめでとうございます。

司会者へのアドバイス
司会者は30分ほど前に会場に入り、会場係と最終打ち合わせを行います。
打ち合わせ内容は、主に主賓、乾杯のご発声、余興の方の変更がないか、お名前を確認されます。
この最終確認に、新郎新婦はもちろん同席しません。
来賓の方の入場が始まったら、スタンバイして待機します。
会場が暗くなっても、司会者の手元には明かりがありますので、台本をきちんと読むことができます。
明かりの他に、コップ1杯の水が用意されています。

POINT

新郎新婦入場の準備ができたら、会場の進行係から身振りで合図がありますので、台詞をどうぞ。
高砂へ到着後、新郎新婦が一礼した段階でも会場係から合図があるので、台詞をどうぞ。
合図がなくても、タイミングを見計らって、上手く進行してください。

00:05 開宴及び新郎新婦紹介

司会者の台詞
ただいまより、○○家、○○家、ご両家の結婚披露宴を始めさせて頂きます。
本日は、ご多忙の中、ご参会くださいまして誠にありがとうございます。
私は、新郎の小学校時代からの友人で、○○と申します。
僭越ではございますが、本日のご披露宴の司会を勤めさせて頂きたいと存じます。
なにぶん不慣れのため、不行き届きの点が多いことと存じますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
(一礼、拍手が止んでから)
それでは、新郎新婦のご紹介をさせて戴きたいと存じます。
<新郎新婦のご紹介>

司会者へのアドバイス
拍手が止んだら、そのままの流れで台詞に入ってください。
自己紹介の内容は、新郎新婦からデータをもらい、司会者が考えます。
完成した原稿は、念のため、新郎新婦にも事前に確認してもらいましょう。
あっさりとしたものでも特に問題ありません。
出身地から始まって、学歴、職歴、趣味、性格等を、新郎、新婦の順で紹介します。
その後、二人の馴れ初めを簡単に説明して、終わります。

POINT

最初の長台詞ですが、ゆっくり、はっきり、大きな声を心がけましょう。
新郎新婦の自己紹介は、仲人を立てない場合の例です。
スライドやVTRを織り込むのも面白いでしょう。

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