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【徹底検証】従来型の披露宴で徹底的にコロナ対策について考える!

2020-09-12

【徹底検証】従来型の披露宴で徹底的にコロナ対策について考えてみる!

コロナが怖くてもやっぱり盛大に披露宴をしたい!

新型コロナウイルスの影響で、今、結婚式の在り方が変わり始めています。
結婚式での感染拡大を防止する為に、披露宴は行わずに、ウエディングドレスを着て写真撮影のみのスタイルや、家族のみ挙式食事会をするスタイルが増えています。

そんな情勢下でも、
「やっぱり盛大に披露宴をしたい!」
「憧れのゲストハウスウエディングをしたい!」
披露宴という一大イベントをやりたい!」
という方もいらっしゃると思います。

そこで、ここでは、従来型の披露宴を行う上で、徹底的に新型コロナウイルス感染対策について考えてみたいと思います。

ブライダル業界の感染拡大防止ガイドラインでは不十分

新型コロナウイルス感染拡大を受けて、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会より新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインが発表されました。

きちんと考えられた感染拡大防止のガイドラインになっていますが、残念ながら、感染者を出さない完璧なガイドラインではありません。

これについては、【コロナ禍の結婚式】コロナ時代の見通しがまだまだ甘いブライダル業界でも解説していますが、ブライダル業界感染拡大防止ガイドラインでは新型コロナウイルスの感染拡大防止不十分である最大の理由は、マイクロ飛沫感染が2mのソーシャルディスタンスだけでは防げないからです。

⇒【コロナ禍の結婚式】コロナ時代の見通しがまだまだ甘いブライダル業界

「飲み屋やライブハウスでのクラスター」と「自分達の結婚式でのクラスター」では、その重みと破壊力が全く違います。

誰もが、自分達の結婚式では感染者を出したくありません。


ある程度裕福な方や披露宴に特段の想いがある方は、この様な情勢下でも、盛大に披露宴を行いたい気持ちがあるかと思います。
お金に余裕のある富裕層の方はそうかもしれませんが、友人知人に感染させる訳にはいかないと言うのは同じですからね・・・。
本当に新型コロナウイルス感染の心配のない結婚式完璧なコロナ対策があるのでしょうか?

披露宴におけるコロナ対策を徹底検証

なぜ?マイクロ飛沫感染はソーシャルディスタンスだけでは防げないのか

では、なぜ、ソーシャルディスタンスでは、新型コロナウイルスマイクロ飛沫感染を防げないのでしょうか?

それは、簡単な話で、単純に、空中に浮遊した極小のウイルス飛沫は、ソーシャルディスタンスの基準となる2m以上移動するからです。
お時間のある方は、以下の理研のスーパーコンピューター「富岳」による新型コロナウイルスのマイクロ飛沫シミュレーションをご覧ください。

理研 スパコン「富岳」によるコロナ飛沫のシミュレーション

新型コロナウイルスマイクロ飛沫は、2m以上離れていても届いています。
これを防ぐ為に富岳のシミュレーションでは、前面にパーテーションを設けています。
このパーテーションは、低すぎると意味がないですが、高すぎると対流が滞り、換気を妨げてしまいます。
この様に、最低でもマスクを付けない場合には、パーテーションの設置が必要です。

食事を提供する披露宴では、マスクを外します。そして、喋ります。
食事に集中して、現在はほとんど喋らない飲食店でも、パーテーションの設置は当たり前の情勢です。

それなのに、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインでは、パーテーションの設置については触れられていません。

新型コロナのマイクロ飛沫感染をきちんと防止するには

富岳のシミュレーションでは、「隣の人への影響は少ない」と説明されていますが、正確には「口を向けて喋っていない相手への影響は少ない」です。
そして、せっかくの披露宴で、会話を禁止にする事には無理があります。

この為、パーテーションの設置が必要ですが、テーブル上にパーテーションを設置しただけでは不十分で、最近のテレビ番組の様に、隣同士にも透明パーテーションを設置する必要があります。

ですが、残念ながら、マイクロ飛沫感染は、パーテーションを設置しただけではまだまだ不十分で、正面に加えて左右にもパーテーションを設置したとしても、それだけでは、完全にはマイクロ飛沫感染は防げないのです。
マイクロ飛沫感染をきちんと防ぐには、更に、効率的な換気対策が必要です。

披露宴会場に設置されている空調の他に、最低でも対角線上に2方向開口部が必要で、室内の効率的な換気対策を考えなければいけません。
そして、最も重要なことですが、換気を行っている室内の感染リスクにはムラがあり、どうしても感染リスクの高い部分が発生してしまうのです。
これは、換気時の空気の流れに乗って新型コロナウイルスマイクロ飛沫が移動するからで、障害物や空気の流れにもよりますが、一番出口に近い場所や空気の流れが良い場所等、一見、最も感染リスクが低いと思われる様な場所に感染リスクがある為、特段の注意が必要です。

披露宴会場では、このような感染リスクの高い場所を正確に割り出し、そのような場所には席を配置しないような対策も必要になります。


まだ、ほとんどの披露宴会場では、このような感染リスクの高い場所の正確な割り出しまでは対応できていません。
体調不良者及び濃厚接触者の隔離、体温チェック、消毒マスク手袋換気ソーシャルディスタンスのみに頼っているのが現状です。
ブライダル業界ガイドラインにはないパーテーションを独自に取り入れているホテル結婚式場もありますよね。
ブライダル業界ガイドライン不十分ですが、各ホテル結婚式場では、きちんと新郎新婦の要望を聞き入れてくれます。
ホテル・式場側のコロナ対策不十分であると感じたら、新郎新婦側が「ここをこうしてください」とか「換気対策の詳細を教えてください」と要望や質問をしましょう。
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